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発表順作品詳細「1986」年



作品名詳細  配色:モノクロ・カラー・少色更新日
ラストコンチネント(コミックPART.1表紙)180527
背表紙 緑の髪の女王の顔の下に、小さめに赤いネクタイにクリーム色スーツ姿の浅黒い顔の支倉。
※砥部注:こんなところにコミックスPART.1の表紙イラストが先出しされているとは…!
YA!Goods 年始心得袋
イラストp.3※01※ 紅い振袖に黄色い帯の女性が背中を向けて正座しており、厳しい顔だけこちらに向けて、バックに大書されている「禁」という字を左手を拡げて差し示している。女性の下は波。裏は真っ白。切り取って袋になるように余白が四方に付いている。右下に組み立て図もついており、これも先生画か?
左上に、「毎回ユニークなアイディアで大好評のアキヒログッズ、今回はお正月にふさわしい小物です。マル注をよく読んで使用法を間違わないように。きっと今年は裕りある暮しが待っている筈ですよ。」で、マル注が右側に(実際には○の中に注の字です)「これはお年玉ぶくろですが、差し上げるものではありません。いただいたお年玉を直ぐ物品に換えるのでなくこれにいれて、ソレッという時に備えましょう。」
ちなみに、同じページのカップリングは、大御所石森章太郎先生のカセットレーベルです。
ふぁんたすてぃか表紙
イラストp.107※02※ (初出851206 「WHAT1月号」裏表紙告知)
※砥部注:1月号で12月中旬発売、この号では「絶賛発売中!!」となっているが、実はまだ発売していない。
ラストコンチネント(コミックPART.1表紙)
イラストp.167〜168※03※ 背表紙より広範囲、コミックの表紙・背表紙と裏表紙の一部まで、上下は多少切れてる。
煽り「空前絶後の大冒険活劇 山田章博 昭和浪漫空想科学社会派冒険大活劇 ラストコンチネント 極北に謎を抱いたまま、世界はひとつの大戦を終結した。地球の秘められた「時と所」をめぐって、空前絶後の大冒険を開始する。青年考古学者=支倉恭介に人気集中!!」
ラストコンチネント(WHAT8602連載第6回)
漫画扉p.170〜171※ 本編よりも彫が深く厚い唇で浅黒い、シャツにストライプのネクタイの支倉、背後に胸元の大きく開いた白いガウンのようなものを着た女王、こちらもはっきりした目鼻立ちと頬の辺りがふっくらしており、本編とは雰囲気が異なる。2人の人物は右端で、中央には空中で炎上する白い飛行船と、その周囲を飛行する翼竜が2羽、下方には雪を頂いた山々。
再掲載: ◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」表紙・裏表紙
◇931130 雑誌「ログアウト1月号」p.10 記事
一部掲載: ◆支倉と女王◇870106 雑誌「What2月号」p.16 次号予告
◆右半分のみ◇990526 コミック「山田章博worksニューリミックスヴァージョン ボーナス・トラック」p.5
漫画本編p.169・172※ 全2ページ。
(雑誌「月刊WHAT 2月号」■1月6日発売・2月1日発行)
ふぁんたすてぃか表紙150923
表紙カバー・表紙 多分、登場人物のしっぽ(初出8512 雑誌「WHAT1月号」裏表紙裏)
再掲載: ◇8807中 雑誌「CRESCENT準備号NO.1」 p.1 プレゼント企画
見返しp.1〜2※無地の遊び紙ですが、楮(こうぞ)和紙っぽい、喪中はがきとかでよくある、繊維みたいなのが入ったやつを使用、先生または作り手のこだわりが感じられます。
インビテーションカード《招待状》セット
綴込み付録p.3〜4※ 筋入りクラフトという、昭和40年代にちょっとした小物やお菓子を入れる小袋に使われていた紙−を使った「インビテーションカード《招待状》セット」A3二つ折り。
右上:「Flower named "calla"」花のイラストは欄外なので招待状作ると端切れとして余ります。
砥部注:「」内は英語で、この花は阿蘭陀海芋=オランダカイウという名前です。
右下:「An Invitation Card」頭の周りを花が囲んでる女性の胸像と街灯。
左大半:「Invitation Card Set」、「envelope」切り取って実線を折ると小ぶりな封筒の出来上がり。
砥部注:envelopeは英語で、封筒。
左隅:「seal(シール)」花柄。
ふぁんたすてぃか
p.5※01※ タイトルと円の中に五線譜、ギター、コーヒーカップ、街並み。左下に「AKIHIRO EDITEUR KYOTO」
砥部注:実際にはEの上に「'」、フランス語ですね。章博、京都を描く−って感じでしょうか。
目次p.6※ 最初に「Notizer」
砥部注:、が意味不明、某翻訳ソフトで90か国語で試してみましたが該当有りませんでした。ネット検索すると、ポーランドに同名の会社、ブルースのラモン・リッカーがHip-notizerって曲をサックス演奏してます。
→としていましたが、改めて調べてみると、ドイツ語で「メモ帳」でした。以前の苦労はなんだったのか…。

続けて全て手書きの緑の文字が「Fantastica/Akihiro Yamada/Contents/Welcome To Fantastica-7/Flower-15/Birds-21/Wind-37/Moon-49/To Dinner-65/Kyoto Studies 86/Memo 94」
p.7※02※ アバンギャルドな室内で立っている男とソファーに座っている女。下部に「Welcome To Fantastica」
本編どおいう経緯かは定かではありませんが、日本エディターズ版の「ふぁんたすてぃか改訂版」が正しい絵や文の配置とのことで、最初に発売されたこれと、日本エディターズ版「ふぁんたすてぃか」はいづれも本編が間違った配列になっています。実際にどこに移動するかを【】内に記しました。また、『』内の文は「すうべにぃる」に載ってるバンド「アフター・ディナー」のhakoさん作を先生が自筆。
p.8※01※ 回転椅子に腰かける男、但し顔は封筒。後ろに鉢植えの大きな梅の木。
p.9※02※ 上部に文、下部に一輪の花とソファ。花の下に「Nachtstuck《ドイツ語なのでuの上に点2つ》」
砥部注:Nachtstuckは内容からして夜会という意味ですかね。
p.10※03※ 右肩肘つく「私」。【p.44へ。正しくはp.35】
p.11※04※ 上部に文、下部に卓上ランプと置時計。
p.12※05※ 封筒から出て来る少女。【上下逆さま】
p.13※06※ 上部に文、下部にテーブルとその上に花の活けられた花瓶。
p.14※07※ 『気球のような嘆息ひとつ』下部に建物・道・街灯。
p.15※03※ 手書き文字で「Flower」、梅の花つく枝。
本編p.16※08※ 上部に文、下部に色違いのハイヒール1足。【文・イラストともp.34へ。正しくはp.18】
p.17※09※ 上部に文、下部右に「ponto-cho kaburenjo」《先斗町歌舞練場》、左にその界隈のイラスト。
p.18※10※ 帽子を押さえて歩くコート姿の私。左に道路標識。【p.16へ。正しくはp.19】
p.19※11※ 中央に文、左に抽象的な花の図。【文・イラストともにp.18へ。正しくはp.24】
p.20※12※ 『小さく咲く花』下部に花一輪。
p.21※04※  手書き文字で「Birds」、枝にとまる鳥一羽。
本編p.22※13※ 「黒い風速計のような背の高い機械と蝙蝠傘」(本文p.25より)をバックに赤い上着と茶色のズボンの鴉人間。【p.24へ。正しくはp.34】
p.23※14※ 上部に文、下部にテーブルの上にコーヒー入りカップと口が開いた煙草の箱とライター。【イラストのみp.47へ。正しくはp.31、文は下へ。】
p.24※15※  傘を差した少女。【p.19へ。正しくはp.22】
p.25※16※ 文を囲むように五線譜やら楽譜やら。手書き文字で「musica《イタリア語で音楽》」「Polonaise《フランス語でポロネーズ=ゆったりした4分の3拍子》」「(volti subito)《ヴォルティ・スビト=音楽用語で急いでページをめくれ。イタリア語》」
p.26※17※ テーブルを前に椅子に座る赤いシャツの私。【p.43へ。正しくはp.30】
p.27※18※  上部に文、下部にビーカーの水の中に花をつけた梅の木。
p.28※19※ 「普通のナイチンゲールじゃない。人の顔をした小鳥」(本文p.29より)
>p.29※20※ 中央に文、左上と横に蔦系の植物。
p.30※21※ 両手をズボンに突っ込んで立つ鴉男。【p.26へ。正しくはp.47】
p.31※22※ 上部に文、重ねて全体に幾何学模様。【文はp.30、イラストはp.24へ。正しくはp.44】
p.32※23※ 少女の頭上を飛ぶ「極彩色の小鳥」(本文p.33より)
p.33※24※ 上部に文、左下部に葉の生えたグラスまたは、グラスの形をした花。
砥部注:「ラベルのマ・メール・ロワ」=マ・メール・ロワはフランス語で「マザーグース」。子ども好きのラベルが知り合いの姉弟に贈ったマザーグースを元にしたピアノ連弾組曲。(wikipediaより)
p.34※25※ 傘を差しかける私。【p.22へ。正しくはp.16のイラストと文。】
p.35※26※  ソファの背に足をかけ、鉛筆をくわえ本を見る私。【p.10へ。正しくはp.42】
p.36※27※ 『そびえ建つビルの上黄緑のアドバルーン』摩天楼と月。
p.37※05※ 手書き文字で「Wind」、ページがめくられる厚手の本。
本編p.38※27※ ズボンに手を突っ込むコート姿の私、帽子が飛んでいく。
p.39※28※ 上部左に文、右に籐椅子3脚。
p.40※29※ 手書き文字で「I've been away so long《私は永い間離れていた》」私の肩像。
p.41※30※ 上部に文、右から下部にカウンター、椅子、扇風機、蓄音機。「Cafe "Tenkyu"san」
p.42※31※ まつ毛を伏せる少女の横顔。【p.35へ。正しくはp.43のイラストと文】
p.43※32※ 上部に文、下部に植栽、天窓、絵、ランプ等々、喫茶店天久の店内。「Senbon marutamachi "Tenkyu"san」【文・イラストともp.42へ。正しくはp.26】
p.44※33※ 両手を掲げる私。手書き文字で「They would wait him here Across the sky he would fly《ここで彼を待つ。彼が飛んで行った空を横切れ=これ、なんて訳せばいいのか分かりません→空の彼方に飛んで行った彼を待つ。かな?》」【p.31へ。正しくはp.10】
p.45※34※ 上部に文、下部に壺とポットのシルエット。
p.46※35※ 右手に煙草、左手にカップの乗ったお皿を持つ私。
p.47※36※ 上部に文、下部に少女の肩像。【p.30へ。正しくはp.23】
p.48※36※ 『貝のリキュールと甘きエッセンス/蒸化するフラスコに吐息つめて』壺とコップ。
p.49※05※ 手書き文字で「moon」、月。
本編p.50※37※ 三日月の下、木々の間に佇む緑の帽子・コートの尻尾のある人物。
p.51※38※ 手書き文字で「水溜りに映る白き帆を思いガーベラは夢見る→帆ではなく、肌ですよね」下部に細長いものを縦に重ねたような抽象画。
p.52※39※ 帽子を左手に青いコート、太い横縞シャツの私。
p.53※40※ アーチ型の枠で囲まれたガラス張の建物。「Nijo-jo Yoko no Torigoya」下部に文。
砥部注:ワーグナーのイヴニング・スター= Song of The Evening Star [from Tannhauser]という小曲。(youtubeより)
p.54※41※ 帽子を被ったコート姿の猫人間。
p.55※42※ 手書き文字で『ほら猫が銀色に光って笛を吹く』下部にグランドピアノを弾き、横笛を吹く耳としっぽのある2つの人影。
p.56※43※ 黄色い大きな帽子を被った女性と街並み。
p.57※44※ 上部に文、下部にステンドグラスの嵌ったレンガ造りの建物。「Rokkaku-Dori Yohinten」
p.58※45※ 少女の横顔。「Kleine Welten/Lied ohne Worte=Nostalgia」
砥部注:「Kleine Welten/Lied ohne Worte=Nostalgia=ドイツ語で、小さな世界/懐かしい詞の讃美歌。
p.59※46※ 手書き文字で『きまぐれ長靴きまぐれフォークにきまぐれ帽子』下部に帽子と服、ポットとグラス。
p.60※47※ マネキンの足元に猫。手書き文字で「L'amant de Mannequin《フランス語で、マネキンの愛》」
p.61※48※ 上部に文、下部に唇のみの頬杖の女性。
p.62※49※ 三日月の下、煙草を右手に蝶ネクタイの猫人間。
p.63※50※ 上部に文、下部に抽象画、「今まで私がいた世界がはるかに遠ざか」(本文p.63より)る様か?
p.64※51※ 手書き文字で『まぁるいお月さまのホットケーキさじゅうーっじゅうーっ(ほらほら)これでみんな共犯者』、下部に月や星。
p.65※06※ 手書き文字で「To Dinner」、皿に盛られたフルーツと別の皿に取り分けられた林檎と果物ナイフ。
本編p.66※52※ 「ひともとの樹の下に」(本文p.67より)緑のベレー帽の少女。
p.67※53※ 上部に私の顔、下部に文。
p.68※54※ 緑に囲まれた白い洋館。手書き文字で「Waldemar Swierzy《1931-2013ポーランドの画家》 風の風景」
p.69※55※ 上部に文、下部に道に生えた植物。
p.70※56※ 「建物の前庭」(本文p.71より)
p.71※57※ 上部に文、その下部に樹と少女の目を伏せた顔。
p.72※58※ 「ギリシア風な印象を与える白い石造りの階段」(本文p.73より)
p.73※59※ 上部に文、その下部にテーブル、その上の花を挿した花瓶、椅子。
p.74※60※ 上部に手書き文字で『アンモナイトのように壁にうづもれしなれてはちらばり』、下部にコップとその上にアンモナイト。
p.75※61※ 上部に文、下部にポットやティーカップを前に、窓辺のカーテンにもたれて座る和服姿の少女。
p.76※62※ 手書き文字で『まあ、心配しなさるなおじょうさんいちにんまえ』、ポットとティーカップが乗る小さなテーブルの前で、ナプキンを右手に下げて立っているウェイター姿の兎人間、ドレスを着て椅子に畏まって座っている豹人間、脚を組んであらぬ方に向いているドレス姿の狐人間。
p.77※63※ 煉瓦壁の建物と窓を線描写、下部に文。
p.78〜79※64※ 見開き。カードが並ぶテーブルを前に、カードを手に立っているタキシード姿のの兎人間、カードを持った左手は椅子の背もたれに肘をつき右手はテーブルの上、シャツだけどスカート履いた豹人間、右手に数枚のカードを持ち左手でテーブルの上のカードを手に取るタキシードにスカートの狐人間。周囲は極彩色の植物。
p.80※65※ 後ろを顧みながらドアを開けて立ち去ろうとする私。
p.81※66※ 上部に文、下部に和服少女の肩像。
p.82※67※ 上部にスタンドと手前に置かれた女の子の人形、下部に文。
p.83※68※ 手書き文字で『じゃあねまた会いましょう』、下部に「ADIEU《フランス語では「また会う」のアンシャンテに対して永遠の別れを意図する挨拶》」
p.84※69※ ふぁんたすていかに至る京都地図。下部に手書き文字「Do you know The way to Fantastica」
p.85※70※ エンドクレジット=手書き文字「Coloring/Faber-Castel/Gondola-Pastel/Pentel-Crayon/Staedtler-Karat/Holbein-Water Color/Holbein-Drowing ink」間に、上から見た鉛筆の入った鉛筆立てと3本の鉛筆と削りかす。「Words by Haco san(Page14,20,36,48,55,59,64,74,76,83)」
Kyoto Studies From kyoto to fantastica
解説p.86〜90※ 構造・物語・妖精・舞台・絵・音楽・印象について。
カットp.86※01※ イギリス全体の概略地図。
砥部注:Scarborough、イギリス英語ではスカーブラが最も発音に近い表記。スカーバラやスカボローなどは、いづれもアメリカ英語の発音となる。(wikipediaより)
p.87※02※ 大きな「牛肉〜」の看板を掲げた建物と「寺町通り」の標識。右に手書き文字で「Teramachi Dori "Mishimatei"」
※03※ 「三嶋亭」と入った1階軒下に五角ランプが掛かった建物。左に手書き文字で「Teramachi Dori "Mishimatei"」
砥部注:三嶋亭。p.84の地図では真ん中辺り、「Daiici-Kangin」の右斜め下くらいに位置する創業明治6年のすき焼きの老舗。 グーグルや情報サイトの住所は京都府京都市中京区桜之町405、お店のサイトでは京都市中京区寺町三条下る、何かこだわりがあるんでしょうね。
p.88※04※ 旧第一勧業銀行(現・みずほ銀行京都支店)の入り口部分のアーチと入口。右下に手書き文字で「"Daiichi Kangin"」
砥部注:残念ながら先生のご覧になった当時の建物は今は無く、復元建物となっている(1999年解体、2003年再建)。(フォートラベルhttp://4travel.jp/より)
※05※ 先斗町歌舞練場の建物。右に手書き文字で「Ponto cho "Kaburenjo"」
p.89※06※ 「Rokkakudo」と添え書きあり、p.57の「Rokkaku-Dori Yohinten」と同じ。洋品店?
砥部注:どこやらのファッションビルのショウウインドウの佇まいですが、六角堂ならびにその周辺に該当のシーンがないか探したのですが見つかりません。六角通って東西にかなりな距離があるんですねえ。グーグルで六角堂を中心に東西に進んでみましたが、やはり見つかりませんでした。因みに2018年6月現在、該当のグーグル画像は2017年のものでした。→もしや画像検索したら…と思い。ありました。「六角通 洋品店」で。京都府京都市中京区三条通富小路東入中之町25、家邊徳時計店(家邊家住宅)店舗(文化遺産オンラインhttp://bunka.nii.ac.jp/index.phpより)。現在は「MARcourt 三条店」。六角通より1本北の三条通でした。三嶋亭から西へ100メートル。
※07※ 左に手書き文字で「Senbonmarutamachi Cafe"Tenkyu"」でp.41のラフ画というか、カウンター周りの天井の照明や壁にかかった時計など。
砥部注:カフェ天久(上京区千本通り丸太町上ル)については、現在は日本大正村(岐阜県恵那市明智町876-10)に移築(2004年5月開館)され、資料館「大正時代館(天久喫茶)」となり、1階部分で「カフェー天久」として営業。(じゃらんより)
p.90※08※ 扇風機が置いてあるテーブルと壁に向いている和服姿の女性、横にセンテツ系の鉢植え、柱にも枝が。壁には額縁がかかる。右下に手書き文字で「Senbonmarutamachi Cafe"Tenkyu"」
ふぁんたすてぃか”夜の取材記”
文と写真p.91〜93※ 扉のページは写真と「●山田与糸栄」とだけ。
砥部注:「山田与糸栄」先生の奥さまの実名掲載ですね。昔はなんにつけても大らかです。
次ページから見開きで、先生の奥さまと担当編集者の珍道中を描写。写真は次ページとまたがり、計5枚。○○で始まる文は編集島津さん、△△で始まる文は奥様とのこと。
制作メモ
構想メモという感じで、原稿用紙に気ままに描いたり書いたりされているもの。脈絡なく、本編との関係も、分かるようで判らないもの多数。で、「砥部注:」も単に調べてヒットした語句を並べただけで、チンプンカンプンです、すみません。
イラスト・メモp.94※01※ 「制作メモ1」
欄外右上「童話的な雰囲気を持つ事 弱描線/強い色 緑色である事」
欄外右側に、p.19の花の原型っぽいラフ画。イラスト下に「花の種類」と書き、ぐりぐりと丸で囲む。
枠内に、朝顔っぽい花だけど葉茎は普通のイラスト。下に「uptown dance」
砥部注:「uptown dance」=山の手踊り?レゲエのジャマイカン・ダンスのセレブ版をそお呼ぶらしいが果たして・・・?ステファン・グラッペリのジャズ曲あり。
以下は升目に
「京都で本当にそんな事が在ったか知らと半信半疑だ。」
横にハンチングを被ったカラスと顔だけ少女の鳥の全体像、カラスの横に「招待状」、上に「機械じかけの鳥」「Person to Person」「鳥のはなし」、少女鳥に被せて「A nightingale sang in Berkeley Square」。
左上に線引きして、枠外に「milk」枠内に「One more MILK」「Hotcake」
砥部注:「Person to Person」=1960年発売のミルドレッド・アンダーソンというジャズシンガーのアルバムタイトル及び収録曲。(disk union http://diskunion.net/black/より)
「A nightingale sang in Berkeley Square」=ジャズの名曲。Eric Maschwitz作詞、Manning Sherwin作曲。
p.95※02※ 「制作メモ2」
枠の外と中に、外は太字、中は細字で「Paint by Number」。
ベレー帽、コート姿の少女のイラストに部位ごとに番号を付けて色指定、「1.Green 2-Red 3-Jaune Brilliant 4-Black 5-Olive」それぞれ1.ベレー帽・コート、2.唇、3.額・腕、4.頭髪、5.手袋
砥部注:「3-Jaune Brilliant」=ジョンブリアン。こんな色です→(原色大辞典https://www.colordic.org/より)濃い黄色、日本の山吹色っぽい位置かと。
枠外に「・Pink madder lake ・Sap green ・Apple Green ・Celdon pale ・Rose Gray ・Willow Green ・Shadow Green ・Naples Yellow ・Walnut 揃えておく事」
砥部注:それぞれが緑系の色ですが、日本語に該当する呼び名が無いものが多く、そのままカタカナ読みとなります。ビンクマダーレイク、サップグリーン、アップルグリーン、青磁淡、ローズグレイ、ウィローグリーン、シャドウグリーン、ネープルスイエロー、クルミ色
p.96※03※ 「制作メモ3」
枠外上に「形、型、かたち、抽象的な花、楽譜、電灯と時計、梅の水中花」枠外右に「Praning」。「抽象的な花」から「梅の水中花」までは、ひとつずつ丸で囲む。
砥部注:「抽象的な花」はp.19・p.51、「楽譜」はp.25、「電灯と時計」はp.11、「梅の水中花」はp.17で実行。「Praning」=呼吸。意味・意図は不明。
「Flower movement」その上半分にスミレっぽい草花が動くさまを10態、矢印で下半分に続く。「9カット必要」と書いて丸で囲む。
下からあおった少女の顔。「雨降らす.chocolateを飲む」
砥部注:p.23から「雨降らす」、p.43で「chocolateを飲む」と実行。
p.97※04※ 「制作メモ4」
枠外上に「ファンタジア」「ファンタスゴリア」、円、矢印、三日月のイラスト、「雪 月 花」。
枠内に升目無視で、「招待状→/・緑色の少女−手紙は上手く書けていたか?/花 Hanna→Taster's Promenade/チャールズ・フォート
砥部注:「Taster's Promenade」=意味不明。趣味人の散歩?物語に出て来る「目に見えないパレード」のことか?次のフォートと並べて書いてあるので、超常現象の一種かとも思ったのですが、不明。
チャールズ・フォート=1874-1932 アメリカの作家、超常現象研究の先駆者。(wikipediaより)

「鳥 ナイチンゲール 鴉 鳥女歌姫/風 風の集まる所 ケルト・ケルト・ケルト/月−ホットケーキとミルク ワンモアミルク St.の月猫 evening Star/Dinner→正午→夕方 興じる動物達 デギゼ 誰が一等美人か?/Finalite Ende End 終 礼状(礼状には×印)」
下半分にブラウン管テレビに映る花とコンセントからギザギザ電波が出ているイラスト。
左に「ご招待いたします。」枝にとまる鳥。
上に「Psyche/魔法的世界」
枠外左に「fantastica テニエル さがしておく事 風の描き方」
枠外下に「みどり→あおい→きいろ→あか→ちゃいろ→はいいろ」
砥部注:St.の月猫=St.は単にストリート、通りの意味か?月猫という固有名詞は無いみたいなので、p.57で月を仰ぎ見てる猫人間のことか?
デギゼ=deguise変装した・仮装した。
テニエル=「不思議の国のアリス」の挿絵画家ジョン・テニエル。
p.98※05※ 「制作メモ5」
三日月と窓辺に立つ片手を上げた人影、カーテンや床も黒。「every breath you take」頭上に掲げた壺から床に置いたティーカップに水を注ぐ膝をついた裸婦像。「everyday magic」左端に「STADARD NUMBER」
砥部注:「every breath you take」=あなたの吐く息すべて=あなたが息するたびに?1983年発表のポリスの楽曲。邦題「見つめていたい」〜見ててくれてるよ的なラブソングだが、実際にはいつも監視されているから気を付けろという意味の歌らしい。
「everyday magic=物語の類型のひとつで、ファンタジーの一種。
あとがき
p.99※
すうべにぃる表紙
告知p.100※ 表紙書影。「絶賛発売中!!「すうべにいる」定価1500円」
(絵本「ふぁんたすてぃか」■1月10日発売・発行) 
(仮)DAICON5210911
イラスト・文 耳の尖った無毛の巨大な蝙蝠のような羽を持つヒト型の怪人に、胸当てと腰蓑形状のあられもない姿で棍棒を振りかざす女性。舞台は「時に忘れられた世界」っぽい感じか。
文は手書き。(不所持のため詳細不明)→ 全文判明しました。
自分でSFと呼ばれる作品を幾つか描いていながら他人の作品は映画になったもの位しか見ていないというのは本人の不徳のいたすところですが、基本的に造形の美しいのが好きです。/という訳ですから、どちらかといえば、ノスタルジックな(SFというよりは空想科学とでも呼びたいような)作品が好きなのは考証でがんじがらめにならない夢想的な映像をこよなく愛するからです。と、いう事をいい訳にしながら自分の描いたものの考証のズサンさを弁明しているのも本人の不徳のいたすところでしょう。山田章博
砥部注:以上は、初音むつなさんからいただいたオークションサイトの商品写真から。初音さんも、ラスコン連載時なので、「それっぽい絵」と。一部しか写っていない上に粗いため、手書き文は殆ど判読不能。「〜教科書と呼ばれるような)作品が好きな〜」だけ拾えました。
詳細画像を入手できました。(ヤフオク!出品作品より情報いただきました)文字は、まだあの美麗な山田文字には程遠く、普通というか、素人臭いというか、そんな感じです。ただ、最後のお馴染みの縦書きのサインは既にこの時期に確立していたようです。
(小冊子「DAICON5プログレスレポートJOURNAL VOL.1」■1月31日発行)
(魔法使いの弟子の見習い書記官さん発行「山田章博作品目録III」・初音むつなさんから情報をいただきました。)
不明190518
不明 こちらの出展品について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
(イベント「京都まんがだらけ展」■2月1日〜6日開催) 
不明190519
イラスト 内容は不明。
※ スライドのラインナップについて情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
 ビジュアル・コンセプトでの参加、音楽に合わせて山田絵がスライド上映された。扇町ミュージアム・スクエア。
(ライヴ「perfumed Live Tour/After Dinner」■2月2日) 
山田章博絵画館「春」020916
イラストp.4※ カラー・ギャラリーのコーナー。地味な4色縞の振り袖を着て正座する少女。バックにはひな人形などの節句の小道具。印字で「紅さして人待つ宵や雛祭」。左下に「雛節句 章博」のサイン。
(雑誌「grape fruit 第26号」 ■2月10日発売・2月25日発行) 
ラストコンチネント(コミックPART.1表紙)150926
表紙・裏表紙カバー 女王の顔のアップ、白いドレスの女性をお姫様抱っこする支倉、左に水島、右下にカメラを構えて前かがみになる成瀬、炎をバックにプロペラ機、密林にかかる満月。左端にタイトル、サブタイトルとして「昭和浪漫空想科学社会派冒険活劇」、表紙右下に著者名、裏表紙中央に「EARTH OPERA THE LAST CONTINENT」
再掲載: ◇860306 雑誌「WHAT4月号」p.144 告知 但しモノクロ、原画。
表紙・裏表紙 カバーとほぼ同じ。「PART1.」と作者名のみ縁取り追加、裏表紙では「EARTH OPERA」の文字は無く、「THE LAST CONTINENT」に付けられていた文字のひび割れも無し。
著者近影表紙折込※ にこやかに笑む先生の全身。背景はよしず、足元は畳、なので、当時のご自宅での撮影か?
ラストコンチネント(コミックPART.1)
p.1※01※ 7コマ。それぞれ、
1.本の詰まった書棚の前で頬に人差し指を充てる支倉(p.69の3コマ目と同アングル)
2.タイトル・著者名
3.受話器を持つベレー帽を被った成瀬
4.被っていたパナマ帽を取る変身前のサーベルタイガーマン(p.70の2コマ目と類似)
5.サングラスにマチコ巻、コート姿で新聞を両手の女王(p.62の2コマ目と類似)
6.熱帯植物モンステラっぽい葉の横で威嚇するサーベルタイガー(p.78の4コマ目と同アングル)
7.水島の顔(p.132の3コマ目に類似)
再掲載: ◇9010-- コミック「Lost Continent Book One of Six」扉 英語版モノクロ
◇9010-- コミック「Lost Continent Book Twe of Six」扉 英語版モノクロ
◇9011-- コミック「Lost Continent Book Three of Six」扉 英語版モノクロ
◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」扉 英語版モノクロ
◇9103-- コミック「Lost Continent Book Five of Six」扉 英語版モノクロ
◇9104-- コミック「Lost Continent Book Six of Six」扉 英語版モノクロ
(部分)ラストコンチネント(WHAT8508連載第3回)
p.2〜3※02※ 支倉・成瀬(初出850706 雑誌「WHAT 8月号 p.170〜171)
口絵p.4※ サーベルタイガー(初出850706 雑誌「WHAT 8月号 p.172)
ラストコンチネント(WHAT8506連載第1回)
本編p.5※01※ (初出850506 雑誌「WHAT 6月号」p.17)
×初出との相違点×※01※  3色刷で雲が朱だった。雲と空の境目の影の部分をほぼ全て加筆。
p.6〜7※03※ (初出850506 雑誌「WHAT 6月号」p.18〜19)
×初出との相違点×  3色刷で海面が薄い朱。浅瀬と船の跡は白。枠は全て加筆で、元々全面が海面で波が広がっていたのを削除し、枠を新設。最上部の細い島影部分の影を加筆、右に突き出た部分は白をトーン貼。メインの島の岩陰にも細かく加筆、フェリー自体も微妙に全形が違う。右側はコミックス用に新設、「Act 1」の扉として流用。
本編p.8〜44※02※ (初出850506 雑誌「WHAT 6月号」p.20〜56)
×初出との相違点×p.8〜12※02※ 3色刷。
p.10※03※ 「ドドドドド・・」を太く力強く修正。空に雲を加筆。
p.11※04※ 2コマ目は同じアングルの成瀬ですが、設定が固まっていなかった掲載当初の顔を変え、服やら「ふう」やらコマ丸ごと差替。
p.15※05※ 全コマ差替。
1コマ目はp.11と同様(以下「成瀬 p.11型」)、バックの柱等背景を削除。
2コマ目は支倉の眼を描き替え、浴衣、新聞を大幅加筆修正。
3コマ目は支倉の顔、新聞、背景を描き替え、擬音「ばさ」を加筆。
p.17※06※ 3コマ目「成瀬 p.11型」。
p.18※07※ 3コマとも印影加筆。
2コマ目は滝子を描き替え。
p.19※08※ 1コマ目滝子の髪・顔、成瀬の身体修正、背景描き替え。
2コマ目は印影細部加筆。
3コマ目は「成瀬 p.11型」。
p.20※09※ 1コマ目印影の他にバックを描き替え奥行があるように見せるためか黒ベタを多用。
2コマ目は印影と階段とそれを上る成瀬を描き替え。
3コマ目は支倉の顔を描き替え。
p.23※10※ 1・2コマとも「成瀬 p.11型」
p.24※11※ 1コマ目は印刷を濃くしすぎて影部分がつぶれ気味。
3コマ目は成瀬のみ描き替え。
p.25※12※ 1・2コマ目に「ババ・・」の擬音を加筆。
p.26※13※ 3コマ目の支倉のスーツの印影を描き替え。
p.27※14※ 1コマ目印影に加えて成瀬のカメラを首にかけている紐を加筆。
p.28※15※ 1コマ目成瀬の顔の印影を濃くベタに。
3コマ目の白瀬の翼の傷みを加筆。
p.29※16※ 印影と2コマ目は海岸線上の空と雲を加筆。
砥部注:どおでもいいことかもしれませんが、初出ではこのページからp.44まで白青に。青と黒だと印象が可成り違います。
p.30※17※ 高層を低層の建物に描き替え。桟橋と船影らしきものは、元は停泊中2隻と上方向に進みだした1隻。
p.32※18※ 1コマ目支倉のスーツの袖等を加筆修正。
p.33※19※ 3コマ目支倉の顔をはっきりさせ、成瀬の髪形を2コマ目と同じように修正、腕章も半分だったのを腕全体に。
p.34※20※ 「成瀬 p.11型」
p.38※21※ 3コマ目の事務所の壁や人物を加筆。
p.39※22※ ページ差替え。成瀬の表情や支倉の嵌めている腕時計(丸から四角になり、文字盤の位置も違う)等を修正。
p.40※23※ 印影や木目を描き込み、3コマ目の滝子の顔をはっきりめに修正。
p.41〜42※24※ 初出ではp.42→p.41となっており、順番を間違えていたのを修正。
p.44※25※ 2コマ目差替え、サーベルタイガーのシルエットのみを四肢と身体の一部を灯りに浮き上がらせ、ひと回り大きく。桐野は服の様子を変更し手前にもあった影を消す。
ラストコンチネント(WHAT8507連載第2回)
p.45※04※ (初出850606 雑誌「WHAT 7月号」p.41)
×初出との相違点×  連載時のタイトル等を消して、「Act 2」の扉として流用。
砥部注:どおでもいいことかもしれませんが、初出では全ページ白紺。紺と黒だと印象が可成り違います。どちらかと言うと、印刷の濃さの関係かもしれませんが、コミックの方が細かい線が鮮明。
本編p.46〜76※03※ (初出850606 雑誌「WHAT 7月号」p.42〜72)
ラストコンチネント(WHAT8508連載第3回)
本編p.77〜104※04※ (初出850706 雑誌「WHAT 8月号」p.173〜200)
×初出との相違点×p.76〜77※26※初出では、当コミック巻頭p.4に収録のサーベルタイガーのページが、連載時のつなぎの役目を。
ラストコンチネント(WHAT8510連載第4回)
p.105※05※ (初出850906 雑誌「WHAT 10月号」p.225)
×初出との相違点×  左側はコミックス用に新設、「Act 3」の扉として流用。
本編p.106〜136※05※ (初出850906 雑誌「WHAT 10月号」p.226〜256)
×初出との相違点×p.118※27※ 2コマ目は印刷が濃すぎてなんにも見えませんが、不気味な枝ぶりの木に蔦が絡まり、袋状のものに花が咲いているのが幾つも見受けられる。
p.119※28※ 1コマ目は支倉の顔に目を入れ表情を出し、車のボンネットの印影を消す。3コマ目は「プアン」を挿入。
p.133※29※ 3コマ目背景を加筆。このページから水島の髪の毛を比較的素直なオールバックの黒毛だったのを、ウエーブがかった白髪に修正、p.136まで。
p.134※30※ 4コマ目徳利の口に印影加筆。
ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
p.137※06※ (初出851006 雑誌「WHAT 11月号」p.237)
×初出との相違点×  左側にあったタイトルを消しただけで、上部のローマ字タイトルも連載当時のもので、「Act 4」の扉として流用。
本編p.138〜161※06※ (初出851006 雑誌「WHAT 11月号」p.238〜261)
一部掲載: p.160 3コマ目一部◆女王◇860706 雑誌「WHAT8月号」p.229 フェアー告知
×初出との相違点×p.160※31※ 2・3コマ目は差替え。連載時は、横長の2マスで、日向の眼鏡もちゃんとひび入り。台詞は変わらず、女王は首だけ。
ラストコンチネント(WHAT8508表紙)
イラストp.164※ 謎の女・プロペラ機・支倉〜850706 雑誌「WHAT 8月号」p.267の告知イラスト同様、同月号表紙の没画と思われ、謎の女の前髪の様子や、プロペラ機の窓、支倉の前髪や首の印影など、微妙に相違あり。WHATの告知。
(コミック「ラストコンチネント PART1.」■2月25日発行) 
ウエスタン武芸帳 第4話 サイボーグ砦020701
扉絵p.84※ 沖田総司(右横顔)、左に大陸横断鉄道の「進行方向、向かって右側−数百メートルの彼方に、小高い丘の輪郭が滑らかにのぞいている」(本文p.89より)西部の風景と機関車に装備されている小型砲。
挿画p.90※01※ 有名な列車強盗団ジェームス・ギャング−「二人の男はバンダナで顔を覆い、コルトを構え」(本文p.88〜89より)−に押し入られ、脅える人々と手前右で「大きめのチャイナ帽で頭髪を隠した」(本文p.88より)中国服の無表情の沖田総司(座像)−右下に四角に囲まれた「章」のサイン。
p.97※02※ 小刀を薙ぐ沖田総司(上半身)と、思わぬ逆襲に驚愕する羽を広げたマインスター男爵(上半身)−右下方に四角に囲まれた「章」のサイン。
p.99※03※ 「全長七メートルもの大蠍」(本文p.95より)から必死で逃げる騎馬の原田や山南たち−右下に四角に囲まれた「章」のサイン。
p.107※04※ 「鉄製のピストンや巨大な発条、円管のとりまく床の中心に、ひとりの男が腰をおろしていた」、「天井や壁から走る、梃子やスプリングを組み合わせた管」が「切り取られた手と足首の先に、左右に開かれた胴体内に埋め込まれた装置へ」「集中し」、砦を動かすためコンピュータ代わりに電極に繋がれた「制服姿の」「空洞化した眼窩、剥き出しの歯列、屍蝋化した顔」、「おびただしい電極が埋めこまれ」た「すっぽりと扁平に切り取られた」「頭部」(以上、本文p.108より)のパイク一等兵(上半身)−右下に四角に囲まれた「章」のサイン。
(雑誌「獅子王 初春号」■2月28日発売・4月1日発行) 
YA!Goods「ラスコンゲーム」150927
イラスト 左上に、いつも通り「毎回ユニークなアイディアで大好評のアキヒログッズ、今回は大好評!!「ラストコンチネント」の支倉博士と剣歯虎の格闘シーンが楽しめる小物です。作り方、遊び方は裏を見て下さいね。」
A
p.3※01※ 緑の円の中に、後肢で立って攻撃態勢のサーベルタイガー。
B
※02※ 緑の円の中に、両膝を突く女王を庇うように槍を構える支倉。
p.4 「☆遊び方」として、切り抜いた用紙A・Bの間に同形の厚紙を挟む図、「AとBを切り抜いて同じ形の厚紙をつくり、はさんで貼り合わせます。」→円を指で挟んで風を送る図、「絵のどちらか片側に息を吹きつけると回転して支倉博士と剣歯虎の格闘シーンが再現されます。」
右上の余白に、「YA!GOODSのコーナーは、毎月山田章博オリジナルデザインの小物をお届けしてます。山田章博デザインのこんな小物がほしい!! というのがありましたら、アンケートハガキに書いて送って下さい。」
(部分)ラストコンチネント(WHAT8507表紙)
カットp.138※01※ 桐野娘・支倉・恐竜骨格(初出850606 雑誌「WHAT7月号」表紙)PART1.コミック告知。上半分。
ラストコンチネント(コミックPART.1表紙)
カットp.144※02※ (初出860225 コミック「ラストコンチネント PART1.」表紙)
「WHATクイズ&パズル」の「正解者の中から抽選で30名の方に、「ラストコンチネント」をプレゼント」と書影付きで。この書影、カバーを拡げたものですが、タイトル等を入れる前の原画仕様、但し小さい。
(部分)ラストコンチネント(WHAT8507連載第2回)
カットp.266※03※ 謎の女性(初出850606 雑誌「WHAT7月号」p.71 1コマ目)次号予告。
(雑誌「WHAT4月号」■3月6日発売・4月1日発行) 
(仮)奇妙な中断020620
表紙カバー 傾いた十字架と夕焼けとそれを覆い尽くすように広がる暗雲。
砥部注:画題はちょっと違う気もしますが、「奇妙な中断」にしか十字架が出て来ないので、これを仮題としました。
(新書「ホラー&ファンタシイ傑作選3」■3月20日発行) 
ウエスタン武芸帳1異西部の剣士020630
表紙カバー 刀を斜に構える沖田総司、バックにアリゾナの砂漠、裏返った時計、下に蒸気機関車。
再掲載: ◇861226 雑誌「獅子王2月号」p.276 書影告知 但しモノクロ
◇870126 雑誌「獅子王3月号」p.60 書影告知 但しモノクロ
挿画p.47※01※ 沖田に着物を切られ「あっと叫んで押さえた胸元から、思いがけぬほど豊かな乳房がこぼれ、」「床の上にうずくま」(以上、本文p.45より)る高瀬小夜、後ろに左手に鞘を持って立つ沖田、更にその後ろに山南敬介。−右下に四角に囲まれた「章」の字。
p.77※02※ 潜水艦ヴェルヌの甲板で一等水兵オブラーセンと決闘し、胸を一突きする沖田。−左下に四角に囲まれた「章」の字。
p.111※03※ 落ちかかるクレーンの残骸の下で混乱する兵士達。−右下に四角に囲まれた「章」の字。
p.127※04※ 青竜刀の「刃は小男の口の前で」「いや、口の中で」「停止していた。」(以上、本文p.126より)−右下に四角に囲まれた「章」の字。
p.147※05※ 沖田と話す中国服を着た「身長二メートル、体重は一五〇キロを超してもおかしくない重量感」「直接首とつながっているような顔の上部に、二つの細い裂け目があ」る宝田魏。−左下に四角に囲まれた「章」の字。
p.185※06※ 「短刀左手に構えたまま、」着物姿の「小夜を楯に」(以上、本文p.184より)する楊義元。バックには中国人広場の瓦ぶきの建物。−右下に四角に囲まれた「章」の字。
p.215※07※ 「右手がホルスターのやや上部で停止」(本文p.213より)した早射ちのマービン・パイクに、一瞬にして刀で先手を打ち、「首筋にかけて、白刃」(本文p.214より)を突きつける沖田。−右下に四角に囲まれた「章」の字。
(文庫「ウエスタン武芸帳1異西部の剣士」■3月31日発行) 
(仮)夜霧よ今夜も貸しビデオ180616
イラストp.102※ brutuscopeのコーナー、「夜霧よ今夜も貸しビデオ ソフトレンタルのニュースタンダード」の見出し。
庇髪に結い、着物を着て、右手にビデオテープを抱えた女性。横には、日本角型の室内アンテナが置かれたダイヤル式チャンネルのブラウン管テレビと、その下に置かれたビデオデッキ。背景には、チューリップ柄のカーテンと、外に木が見えるガラス窓。
イラストに重ねて、「ひげ面の熱き”パリ、テキ”/借りて見て/さびしからずや 道を知らぬ君」、テレビのブラウン管にははめ込みで「パリ、テキサス」主演のハリー・ディーン・スタントン。
砥部注:「パリ、テキサス(原題PARIS, TEXAS 1984年製作)」は1985年日本公開のフランス・西ドイツ合作のロードムービー(映画.com https://eiga.com/より)、当時はナスターシャ・キンスキーの代表作として有名。
(雑誌「BRUTUS 4月15日号」■4月1日発売・4月15日発行) 
(初音むつなさんから情報をいただきました。)
(仮)欲望と規範151031
イラストp.133※ brutuscopeのコーナー、「李大珍著『現世性俗大全』を読む 欲望と規範」の見出し。
1/3障子が閉まった丸窓、外は竹藪。窓の前で着物の裾をはだけて太ももも露わに股間に手をやって恍惚とした表情の女性。左上の崩し文字は「夢想」と読んだのですが、どなたか得意な方、正解をお願いします。
(雑誌「BRUTUS 5月1日号」■4月15日発売・5月15日発行) 
花を喰う鬼020811
挿画p.18〜19※01※ 「目指す峠にさしかかる」(本文p.19より)東條右京。手前に岩、「鬱蒼と繁る樹木」(本文p.20より)の陰、右京のシルエット−右下に「章博」のサイン。
p.30〜31※02※ 「怪しげな光りは臆することなく後から後から数を無数に増やしつつ」(本文p.29より)、「まさしく死人の生首」、「うつろに開かれた目が不気味に、青白く光っている。それはみるみるうちに人の背丈ほどに巨大に膨れあがったかと思うと、」「突進して」(以上、本文p.32より)くる前で、膝を付き俯く右京。
p.38〜39※03※ 扇を左手で胸元に、「華やかな色小袖をまとった」(本文p.36より)春宵(上半身)、左に「白く美しい牡丹」「真珠華−しんじゅか−」(以上、本文p.40より)。
(雑誌「小説月光4号」■4月30日発行) 
ウエスタン武芸帳 第5話 闇落し020701
扉絵p.123※ 沖田総司(首像)、バックに機関車とその黒煙。
挿画p.129※01※ 駅に停車した「上に行くほど広がったボイラーみたいな煙突、車体の鼻先下から突き出た出っ歯のような排障器」の「鉄道関係者が車輪の配列によって機関車を分類する慣わしによったもので、先台車が四輪、動輪が四輪、運転室の下には車輪がない」「四−四−0型」(以上、本文p.128より)の機関車と、平板な屋根を柱で支えただけの簡素なホームの一部とそこに佇む中折れ帽を被った人影4体−四角に囲まれた「章」のサイン。
p.135※02※ 大陸横断鉄道の合流点プレモントリーの町中で、深夜、マイヤー司法官の6人衆のひとり、左こぶしを突き出す、髭面、ジャケット、サスペンダーの巨漢ハワード(全身)が「頭上をふりあお」ぎ、「虚空に浮」く「中国服」(以上、本文p.136より)の沖田総司(後姿全身)−四角に囲まれた「章」のサイン。
砥部注:本文p.134で総司と戦いに入る前の段階でハワードは「上衣を脱」いでいるが、イラストでは着たまま。
p.140※03※ マイヤー司法官の6人衆のひとり、吸血鬼マインスター男爵(上半身)「両手を大きく広げた。その身体も溶けた黒い闇の中に」(本文p.140より)、毒牙にかからんとする小夜(上半身右斜め後姿)−四角に囲まれた「章」のサイン。
p.143※04※ マイヤー司法官の6人衆のふたり、モノクルを左目に装着したスタイン博士(立像)と、「テーブルの端を剥ぎ取り、手の中で棒状に裂」き、木片の手裏剣を構える「枯れ木が服を着たような」セシリオ・ロペス老人に対峙する中国人の扮装をした沖田総司(後姿左肩上)−四角に囲まれた「章」のサイン。
(雑誌「獅子王 初夏号」■5月28日発売・7月1日発行) 
BAMBOO HOUSE190519
ラジオドラマ FM東京にて午後11:15〜30に全5回。
(ラジオ「夢のひととき」■6月2日〜6日放送) 
(部分)ラストコンチネント(What8610連載第7回)
カットp.97※01※ 鳥人。(初出860906 雑誌「What 10月号」p.181 3コマ目一部)
※02※ 成瀬・桐野娘。(初出860906 雑誌「What 10月号」p.216 4コマ目一部)次号予告。いわゆる先行公開?
月人
漫画本編p.181〜184※ 全4ページ。
再掲載: ◇880625 コミック「続・夢の博物誌」p.3〜6
(部分)ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
カットp.247※ 女王(初出860225 コミック「ラストコンチネント PART1.」p.160 3コマ目一部)フェアー告知。
(部分)TWINKLE 19XX
カットp.248※ ホヅミ博士(初出820905 雑誌「ALLAN 第12号」p.28 2コマ目一部)目次。
(雑誌「WHAT8月号」■7月6日発売・8月1日発行) 
不明190518
不明 こちらの出展品について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
(イベント「夏休みマイコミックス全点フェアー/大原画展」■7月18日〜31日開催) 
ウエスタン武芸帳 第6話 アリゾナ群盗団 第1回090421
扉絵p.59※ 眼前で刀を鞘から抜きつつある沖田、ガンベルトをして俯き加減に佇む「白いブラウスとジーンズ姿」(本文p.62より)の小夜、馬に乗る和服の男。
一部掲載: ◆沖田と小夜◇860926 雑誌「獅子王11月号」p.229 次号予告
挿画p.64※01※ 丸帽子にチャイナ服、右手に自動小銃を持った沖田に、ウインチェスター銃(ライフル)で狙いをつける頬傷の男、その後ろに「紺の背広」を着て銃を持つホフマン、足元には「淡いグリーンのシャツに、握り拳ほどの茶色の染みが付着」(本文p.63より)して座り込んでいるフランク・ジェームス、右手の先にころがる拳銃。背景には枝を伸ばした木々と下草。−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
砥部注:p.65本文では、「二人の男がウインチェスター銃を肩付けして」おり、「紺の上衣をつけた」方が「総司を狙っている」、もう一方がジェームズに照準している記述だが、イラストでは、「もう一方」の男が総司に狙いをつけ、「紺の上衣」の方は銃を構えてすらいない。
p.69※02※ 小夜と話をする胸に包帯を巻いたフランク−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
p.72〜73※03※ 山刀を持つ3人のインディアンと切り結ぶ沖田−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
(部分)ウエスタン武芸帳
カットp.258※ 沖田(出典851128 雑誌「獅子王 初冬号」p.208)次号予告
(雑誌「獅子王 9月号」■7月26日発売・9月1日発行) 
中国魔術と魚妖公主190416
漫画扉p.15※ (不所持のため詳細不明)
再掲載: ◇880120 コミック「山田章博漫画短篇集 夢の博物誌」p.63漫画扉
漫画本編p.16〜22※ (不所持のため詳細不明)
再掲載: ◇880120 コミック「山田章博漫画短篇集 夢の博物誌」p.64〜70
不明
イラストとコメントp.23※ セーラー服に頭リボンの女性と、あじさいの花と葉。
(同人誌「B's CLUB FIRST EXIBITION」■8月頃発売発行)
(初音むつなさんから情報をいただきました。)
※ こちらの同人誌について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
(部分)東方姫氏國たる我國の淑女心得 女子日常作法 其之二180618
カット表紙※ 女性二人の顔(出典840206 雑誌「SFマンガ競作大全集3月号 PART24」p.236 2コマ目一部)
中心の西村知美嬢の写真を取り巻いて、掲載作品を紹介、その1/13。
「現代女子日常作法」との表記。
女子日常作法−応用編− 武子さまをめぐるいくつかの出来事
漫画扉p.39※ ロングヘアに大きなリボン、若い女性らしく帯はわきの下、手前に広げた本を持つ。
右にタイトルと作者名。左に「天才アキヒロ様が50万読者の為に描き下ろしてみました。お楽しみ下さい。」、上の「コミックMOMOCO」は、他ページ共通。
再掲載: ◇880625 コミック「続・夢の博物誌」p.83漫画扉
漫画本編p.40〜44※ 全5ページ。
再掲載: ◇880625 コミック「続・夢の博物誌」p.84〜88
(雑誌「コミックMOMOCO VOL.3」■8月頃発売・10月5日発行)
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
ウエスタン武芸帳 第6話 アリゾナ群盗団 第2回090421
扉絵p.61※ 腰に手をやるチャイナ服の沖田総司、手前に小夜、左下に渓谷とライフルを手にした男の後姿。−下に四角で囲んだ「章」のサイン。
一部掲載: ◆沖田◇870326 雑誌「獅子王5月号」p.287 次号予告
挿画p.65※01※ 「膝までかかるロング・コート」(本文p.65より)、カウボーイハットにネクタイ姿、右手に拳銃を構えたジェシー・ジェイムス、左手はポケットの中。背後に覆いかぶさるような岩肌、左遠方に「巨岩の屹立」(本文p.64より)−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
砥部注:本文p.65では、ジェシーが構えているのは拳銃ではなく、「ライフルを腰だめに」。
p.68※02※ レイル・ライダー4人を相手に早撃ちでしとめるジェシーの後姿。「轟きに押されるかのように、三つの影が後方へ弾けとんだ。」(本文p.70より)背景には屹立する岩山。−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
p.73※03※ 手前に昏倒するジェシー、斎藤一を後ろから支え起こそうとするチャイナ服の沖田、左の壁には塗りこめられた人々の影。−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
砥部注:本文p.74では、総司を先頭に洞窟に入った一行が、「岸壁に象嵌された窪みの中に立ち尽くしているのは、斎藤一を筆頭に、奇怪な消失を遂げた男たちに間違いなかった」というシーンで終わっており、イラストの眠っているような男や、中国服の沖田が男を抱えている描写は一切ない。次号の第3回では、「小夜とフランク」が斉藤とジェシーの姿を認めて「駆け寄」ったのに、「山南も原田も手を貸して、窪みから二人を下ろす作業にとりかか」ったシーンがあり、一人は斎藤一となり、手前で寝ているのがジェシーで、沖田が抱えているのが斉藤と解釈するのが、一番無難と思い。沖田に関しては「総司だけが奥の闇を見つめたまま動かない」「四方の壁へ目を走らせているばかりだ」「無言で奥へと進んだ」(以上、雑誌「獅子王11月号」本文p.108より)と、一切救助活動に携わった気配は無い。
(雑誌「獅子王10月号」■8月26日発売・10月1日発行) 
190209
イラストp.170〜171 既刊本の見開き広告。
「山田章博のすべてがここに結集!!/世紀末浪漫幻視空間/黒の魔術師山田章博」
「新感覚派が横溢する感性で鮮やかに描く/つかのまのラブロマンスをあなたに。」
●耽美派イマージュ浪漫珠玉集「人魚變生」●浪漫レトリック絵草子「BAMBOO HOUSE」/●全描下しカラー戯画集I「すうべにいる」●昭和浪漫空想科学社会派冒険大活劇1「ラストコンチネント」/●全描下しカラー戯画集II「ふぁんたすていか」
●東京一世風靡絵草子「カフェ・ド・マキニカリス」/東京三世社刊 絶賛発売中!!(/は行替えの印に砥部が挿入)
(部分)人魚變生
p.170※01※ 喫煙女性(初出790530 同人誌「ZOO Vol.3」p.57 2コマ目一部)
(部分)LADY NET-WORK
※02※ 魔法使いの弟子の美人(初出830406 雑誌「SFマンガ競作大全集 5月号 PART19」p.211 4コマ目)
(部分)Figs 17 silhouette II(墨)
※03※ 喫煙女性影(画集「すうべにいる」p.25部分)
(部分)LADY NET-WORK
※04※ 小悪魔(初出830406 雑誌「SFマンガ競作大全集 5月号 PART19」p.212 3コマ目)
(部分)魔法使いの弟子
※05※ 猫と娘(初出800401 同人誌「ZOO Vol.4」p.9 1コマ目一部と5コマ目一部)
(部分)天空人讃揚
※06※ 幾何学模様円(初出8105-- 個人誌「天空人讃揚」表紙)
(部分)LADY NET-WORK
p.171※07※ 魔法使いの弟子の美人(初出830406 雑誌「SFマンガ競作大全集 5月号 PART19」p.212 1コマ目一部)
(部分)人魚變生
※08※(初出801127 同人誌「SOOKUN BUS!」p.53 )
p.172〜173 第2部突入に先立つ第1部のおさらい。
お馴染みの「昭和浪漫空想科学社会派冒険大活劇!!」を最上段2ページぶち抜き、
北極地図に重ねて「「WHAT」新企画超ボリュームシリーズ!/●巻末堂々の第2部スタート/ラストコンチネント」(/は行替えの印に砥部が挿入)
右端に小さく「はじめて読む方に第一部あらすじ」
(部分)ラストコンチネント(WHAT8506連載第1回)
コマ割p.172※01※ 成瀬(初出850506 雑誌「WHAT6月号」p.25 1コマ目)
※02※ 成瀬と滝子(初出850506 雑誌「WHAT6月号」p.25 2コマ目)
※03※ 成瀬(初出850506 雑誌「WHAT6月号」p.48 2コマ目)
※04※ 支倉と成瀬(初出850506 雑誌「WHAT6月号」p.28 3コマ目)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8507連載第2回)
※05※ 北極の地図(初出850606 雑誌「WHAT7月号」p.62 1コマ目)
※06※ 支倉(初出850506 雑誌「WHAT7月号」p.63 1コマ目)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
p.173※07※ 支倉と獣人(初出851006 雑誌「WHAT11月号」p.243 1コマ目)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8510連載第4回)
※08※ 女王(初出850906 雑誌「WHAT10月号」p.241 5コマ目)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8507連載第2回)
※09※ サーベルタイガー(初出850606 雑誌「WHAT7月号」p.72 1コマ目)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
※10※ 桐野祥子(初出851006 雑誌「WHAT11月号」p.251 5コマ目)
※11※ 女王(初出851006 雑誌「WHAT11月号」p.258 1コマ目)
p.174 「著者が明かすTHE LAST CONTINENT」今後の展開を先生が語ってます。
カット 支倉と女王(初出851006 雑誌「WHAT11月号」p.237 扉絵)
ラストコンチネント(What8610連載第7回)
漫画扉p.175※01※ 密林。中央枠内にコナン・ドイルの引用文。
上部に「ワット ラストコンチネント」左に「巻末企画=堂々第二部一挙72枚!!」
再掲載: ◇880220 コミック「ラストコンチネントPART2.」p.3 但しカラーで描き直し
◇9010-- コミック「Lost Continent Book One of Six」扉 奥付付き 上記の描き直しのモノクロ版
◇9010-- コミック「Lost Continent Book One of Six」裏表紙 上記の描き直し版
◇9010-- コミック「Lost Continent Book Twe of Six」裏表紙 上記の描き直し版
◇9011-- コミック「Lost Continent Book Three of Six」扉 奥付付き 上記の描き直しのモノクロ版
◇9011-- コミック「Lost Continent Book Three of Six」裏表紙 上記の描き直し版
◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」裏表紙 上記の描き直し版
◇9103-- コミック「Lost Continent Book Five of Six」扉 奥付付き 上記の描き直しのモノクロ版
◇9103-- コミック「Lost Continent Book Five of Six」裏表紙 上記の描き直し版
◇9004-- コミック「Lost Continent Book Six of Six」扉 奥付付き 上記の描き直しのモノクロ版
◇9004-- コミック「Lost Continent Book Six of Six」裏表紙 上記の描き直し版
p.176〜177※02※ 左側に密林の奥で噴煙を上げる火山。右側に支倉(肩像)、右上に右後ろ振り返りの女王、左上に眼鏡の割れてない日向、右下に水島、成瀬、祥子。上部にカタカナタイトル、火山の噴煙に重ねて英字タイトル、右下に作者名。
上部に「ワット ラストコンチネント」右に「昭和浪漫空想科学社会派冒険大活劇!!」
再掲載: ◇880220 コミック「ラストコンチネントPART2.」p.4〜5 但しカラーで描き直し
漫画本編p.178〜246※ 全69ページ。
再掲載: ◇880220 コミック「ラストコンチネントPART2.」p.6〜75 但しp.6はカラーで描き直し。差し替えやら色々あり。
p.178〜228◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」p.1〜51 但し英語版。基本コミック版のコピー、左右逆・擬音差し替えやら色々あり。
p.229〜246◇9103-- コミック「Lost Continent Book Five of Six」p.1〜19 但し英語版。基本コミック版のコピー、左右逆・擬音差し替えやら色々あり。
一部掲載: p.181 3コマ目一部◆鳥人◇860706 雑誌「WHAT8月号」p.97 次号予告
p.192 1コマ目一部◆翼竜◇870801 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.2」p.116 あらすじ
p.192 1コマ目◆翼竜◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」表紙裏
p.193 3コマ目一部◆銃を構える水島。左半分下部切れ◇990526 コミック「山田章博worksニューリミックスヴァージョン ボーナス・トラック」p.2・3
p.209 1コマ目一部◆支倉◇870801 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.2」p.116 あらすじ
p.209 3コマ目一部◆女王◇870801 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.2」p.116 あらすじ
p.210 1コマ目一部◆艇窓の女王・支倉・日向◇990526 コミック「山田章博worksニューリミックスヴァージョン ボーナス・トラック」p.108『山田章博大全集』全20巻(予定)のお知らせ
p.216 4コマ目一部◆成瀬・桐野娘◇860706 雑誌「WHAT8月号」p.97 次号予告
p.229 1コマ目一部◆翼竜上の支倉・日向◇870801 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.2」p.116 次号予告
p.229 1コマ目一部◆翼竜上の支倉・日向◇871101 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.5」p.98 コミックPART.2告知
p.229 1コマ目一部◆翼竜上の支倉・日向◇880201 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集 CRASH!VOL.2」p.142 コミックPART2.発売予告
p.229 2コマ目一部◆翼竜上の女王◇870801 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集VOL.2」p.116 次号予告
p.238 2コマ目一部◆バチャク老師◇9102-- コミック「Lost Continent Book Four of Six」裏表紙
p.245 1コマ目一部◆翼竜上の支倉・日向◇880201 雑誌「空想科学大冒険活劇競作大全集 CRASH!VOL.2」p.142 コミックPART2.発売予告
ホワット・ニュース
コメントp.179※
(部分)ラストコンチネント(WHAT8507連載第2回)
カットp.181※ 支倉(初出850606 雑誌「WHAT7月号」p.68 1コマ目一部)枠外に「ラストコンチネント」告知。「「時と所」をめぐって空前絶後の大冒険を開始する青年考古学者に人気集中!!」
(部分)ラストコンチネント(WHAT8506連載第1回)
主なキャストp.186※01※ 枠外に
支倉恭介 地球空洞説を説く青年考古学者。(初出850506 雑誌「WHAT6月創刊号」p.39 1コマ目一部)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8508連載第3回)
※02※ 桐野祥子 「白瀬」事件により父を亡くした。(初出850706 雑誌「WHAT8月号」p.183 3コマ目一部)
(部分)ラストコンチネント(WHAT8506連載第1回)
※03※ 成瀬 東都新聞の記者。「白瀬」事件を担当する。(初出850506 雑誌「WHAT6月号」p.32 1コマ目一部)砥部注:正しくは東都新報
(部分)ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
※04※ 謎の女 地底の王国の民人。(初出851006 雑誌「WHAT11月号」p.258 1コマ目一部)
(部分)素描集みづは
カットp.187※ 初美(初出8107 雑誌「ALLAN 第5号」p.182 3コマ目一部)枠外に「すうべにいる」告知。「オール描下しの華麗なるイラストと特別企画の記事によるカラーデラックス絵本。」
(部分)ラストコンチネント(WHAT8510連載第4回)
カットp.189※ 祥子(初出850906 雑誌「WHAT10月号」p.237 4コマ目一部)枠外に「ふぁんたすてぃか」告知。「大好評!!「すうべにいる第1弾!!」に続いて、山田章博が放つ、全描下しDX版」
(部分)魔法使いの弟子
カットp.193※ 小悪魔(初出8004 同人誌「ZOO VOL.4」p.11 1コマ目一部)枠外に「人魚變生」の告知。「希有の才能でマンガ界を動かした魔術を御披露。”墨の魔術師”、華麗なるデビュー。」
(部分)天空人讃揚
カットp.195※ 天空人(初出8105 同人誌「天空人讃揚」p.16 1コマ目一部)枠外に「BAMBOO HOUSE」の告知。「円盤空を飛び、フラミンゴ巨大化す。華麗なる筆使いで読者を惑わす2冊目の本。」
(部分)GHOSTS
カットp.197※ 安城(初出8312 ムック「ひさうちみちお&やまだあきひろ カ・ン・サ・イ・マ・ン・ガ・大全集」 p.97 5コマ目一部)枠外に「カフェ・ド・マキニカリス」の告知。「「人魚變生」から3年、新感覚派が横溢する感覚で浪漫を鮮やかに描き出す絵草子!」
(部分)魔法使いの弟子
カットp.223※ 小悪魔(初出8004 同人誌「ZOO VOL.4」p.11 1コマ目一部)枠外に「人魚變生」の告知。「希有の才能でマンガ界を動かした魔術を御披露。”墨の魔術師”、華麗なるデビュー。」
(部分)ラストコンチネント(WHAT8506連載第1回)
告知p.231※ 枠外に月刊WHAT奇数月6日発売告知にラストコンチネントのタイトルと共に謎の女性。(初出850502 雑誌「WHAT6月創刊号」p.41 2コマ目一部 )
(部分)ラストコンチネント(WHAT8511連載第5回)
目次カットp.248※ 支倉と獣人(初出851009 雑誌「WHAT11月号」p.244 1コマ目一部)
(雑誌「What10月号」■9月6日発売・10月1日発行) 
ふぁんたすていか190519
ラジオドラマ FM東京にて午後11:15〜30に全7回。
(ラジオ「夢のひととき」■9月22日〜30日放送) 
ウエスタン武芸帳090419
イラストp.6※ 夕焼けに映える月と沖田の顔、下に小夜、原田、山南、左奥は斉藤。−左下に「章博」のサイン。
上部に「山田章博Akihiro YAMADA IMAGE ILLUSTRATION/荒野の剣鬼−沖田総司」の文字入り。
ウエスタン武芸帳 第6話 アリゾナ群盗団 第3回
扉絵p.107※ インディアンのいでたちの谷の番人の老人とチャイナ服で刀の柄に手をかける沖田総司、周囲は岩肌。−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
一部掲載: ◆老人と総司◇880424 雑誌「野性時代6月号」p.359 文庫3発売告知
挿画p.114※01※ 洞窟で手振りを交えて語る谷の番人と話に聞き入る沖田。−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
p.118※02※ 「鳥の羽根を背負った」「二人のインディアン」の内の大きく羽根を広げた一羽が放つ「右翼のつけ根にとりつけられた木の円筒」から打ち出された矢を「総司の一刀がきらめき、それはともに二つに断たれて岩上に転がった。」(以上、本文p.119より)−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
再掲載: ◇870331 文庫「ウエスタン武芸帳2アリゾナ剣銃風」p.243
(部分)ウエスタン武芸帳
カットp.229※ 沖田と小夜(出典860726 雑誌「獅子王 9月号」p.59)次号予告。
(雑誌「獅子王11月号」■9月26日発売・11月1日発行) 
ウエスタン武芸帳 第6話 アリゾナ群盗団 第4回090419
扉絵p.43※ 右手に鞘入り刀を持ち、髪を靡かせる沖田総司、周囲は岩肌、後ろには二階建ての建物。−下に四角で囲んだ「章」のサイン。本編に該当する場面無し。
挿画p.45※01※ 突然のコロラド川の大増水に飲み込まれるレイル・ライダーたち。「馬も人もそれに呑み込まれ、水中に没した」(本文p.44より)。しぶきのはざまに沈むライフル、ひろげた指、口を開けた顔の一部。−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
p.48※02※ 「全体の形は荷車に似ている。ただ、高さ三○センチほどの車体に乗っているのは、まぎれもなく六本銃身のガトリング砲だし、その手前−車体の中央やや前寄りの部分には、金属棒を折りたたんだと覚しき棒の束がくっついてい」て、「車体に一切、車輪がなく、代わりに、薄い金属を何十枚も貼り合わせてその端をつないだ輪状の帯が、底部両脇に付けられ」「折りたたまれた金属棒を前方へ引き伸ば」し「関節部が固定されると」「先端は半月形の爪が二本つき、どうやら物をつかめる」「全長三メートルほどの腕となった」(以上、本文p.46より)ホフマン操るガトリング砲車の前で逃げ惑う原田と山南、砲車の後ろには二人を拳銃で狙うホフマン。−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
再掲載: ◇870331 文庫「ウエスタン武芸帳2アリゾナ剣銃風」p.257
p.53※03※ インディアンの付けていた羽を付けて谷の上空を飛ぶ沖田。「風に身体が乗った。」「彼は鳥になったのだ。」(以上、本文p.52より)−左下に四角で囲んだ「章」のサイン。
(雑誌「獅子王12月号」■10月26日頃発売・12月1日発行) 
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
(仮)ファンタジックトーキング190210
扉絵p.69※ 
モニュメント
漫画本編p.149〜152※ 全4ページ。
再掲載: ◇880120 コミック「山田章博漫画短篇集 夢の博物誌」p.7〜10
(仮)ホワット・ニュース−マンガ家(異色)情報
コメントp.225※
※ この雑誌の内容について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
(雑誌「WHAT12月号」■11月6日発売・12月1日発行) 
(不所持のため、魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
エバンス夫人の失踪190208
漫画本編p.129〜136※ 7ページ、全36コマ。
枠外のあおり「山田章博の地球空洞説!?」
タイトルのみ「エバンス」、話中では「エヴァンス」
再掲載: ◇880120 コミック「山田章博漫画短篇集 夢の博物誌」p.15〜22
p.136※ 砥部注:4コマ目、「大陸移動続きで〜」は、後に「夢の博物誌」に収録された際、「大陸移動説で〜」に修正。
アルフレッド・ウェゲナー、ドイツ語読みでアルフレート・ヴェーゲナー(1880〜1930)ドイツの気象学者。大陸移動説を唱えたことで有名。(ウィキペディアより)「地球空洞説」を唱えたという記述は見つかりませんでした。先生の創作ですかね。
漫画家は予言者である62年をピタリと当てる!?
コメントp.191※
(雑誌「コミック・ムーVOL.1」■11月中旬発売・12月5日発行) 
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
酩酊愚人090422
漫画p.190〜197※ 8ページ、全30コマ。
笑撃!スペシャル・ゲスト・コミックとして、蛭子能収、山崎克己、Ryo&蛮人工房、根本敬各先生に続く第5弾として。
枠外のあおり「ニイハオ!子パンダ・トントン生誕記念、つーワケではないけれどエキセントリック・チャイナ・コミック」
再掲載: ◇990526 コミック「山田章博worksニューリミックスヴァージョン ボーナス・トラック」p.81〜88
p.190※ 砥部注:1コマ目の自転車に乗る登場人物の吹き出し「八味地黄丸加黄柏/中将湯加延胡索〜/加味帰牌(片→月)湯〜/当帰芍薬散/麻杏甘石湯〜」自動翻訳にかけても意味不明でした。どーやら、生薬と漢方薬の名前を並べただけのようです。薬の商いですから、当たり前か。「黄柏」入り「八味地黄丸」、「延胡索」入り「中将湯」、「加味帰牌(片→月)湯」、「当帰芍薬散」、「麻杏甘石湯」効能とかは自分で調べてください。
p.191※ 砥部注:2コマ目の「聊斎志異」中国清時代の怪異短編小説、蒲松齢著。日本語訳のものも出版されてるみたいです。(ウィキペディアより)
p.192※ 砥部注:3コマ目の「ひんがしの〜」の句は「東の野に炎(かぎろい)の立つ見えて/かへり見すれば月かたぶきぬ」という万葉集は四十八番、柿本人麿の句をもじったものみたいですね。(tsukusankanの周易占いノートhttps://akahiro.at.webry.info/200903/article_21.htmlより)
また、エトムントまたはエドムント・フッサール、エトムント・グスタフ・アルブレヒト・フッサール(1859-1938)オーストリアの哲学者、現象学の祖。(ウィキペディアより)
p.197※ 砥部注:5コマ目の「入」冠に「肉」は日本の「姦」に近い意味か。
(雑誌「平凡パンチ1-5.12号」■12月25日発売・1987年1月12日発行) 
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
HOSHINIOさん190209
挿画p.87※ 「少女のどこか少年めいたからだ付きが、あの高畠華宵の画とそっくりで」セーラー服仕様の「アメリカンピンクの服をつけて、」「ゴチャゴチャした画面の」「中心であるかのように立っていた」(以上、本文p.85より)
砥部注:高畠華宵(たかばたけかしょう1888〜1966)愛媛県宇和島市出身、京都市立美術工芸学校卒。竹久夢二と並び称された人気画家。(ウィキペディアより)
(雑誌「ユリイカ1月号」■12月25日頃発売・1987年1月1日発行) 
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)
ウエスタン武芸帳 第6話 アリゾナ群盗団 第5回090419
扉絵p.141※ 沖田総司(肩像)、「顔の右半分から、それははじまっていた。黒光りする鋼に埋めこまれたビスや歯車や鉄桿−それが首はもちろん、オレンジ色のシャツがはだけた右の胸半分、そして、めくり上げた袖口からのぞく右手に及んでいる」「身長二メートルにも達する大男」(本文p.150より)バート(膝上全身)、カウボーイハットにコートの紳士。
砥部注:バートの機械化の描写、イラストでは、シャツのはだけた部分への描きこみが抜けているのか、はたまた?あと、隣のカウボーイも、ローバックにしては「美髯をたくわえ」てない。本文後半でバートを紹介している人物は、ユニオン・パシフィック社の「四十前後の痩せた男」としか書いてなく、ローバックと同一人物とは解釈しがたく、いまひとつハッキリしません。
挿画p.143※01※ 「谷の生命」、「直径三○センチほどの、奇妙な色をした半球」(本文p.143より)を前に話し込む「鼻の下に美髯をたくわえたハンサム」(本文p.142より)ユニオン・パシフィック社のスタンレイ・ローバックと「丸々と太って、悪徳高利貸しか、町の黒幕といった雰囲気」(本文p.142より)の町長。ドアのところに訪ねてきた「銀の星」「保安官の証」が「光る」(以上、本文p.146より)「皮のベストを羽織った中年」「で、もうひとりは、それよりやや若い、染みだらけの白衣をまとった医者のような」(以上、本文p.145より)アープ兄弟。−右上に四角で囲んだ「章」のサイン。
p.149※02※ 「ぼろぼろの服に、二本のサーベルみたいなものを差した東洋人」龍馬の周りで宙を飛ぶアイク・クラントン、フィン、サム、トムとフランクのマクローリー兄弟。−下に四角で囲んだ「章」のサイン。
砥部注:本文p.149では「一瞬にして、戦闘は一対三と変わった」となっていますが、アイクがやられた後、トム、フィン、サム、フランクが続けてやられます。数間違ってます。それにつられてるのか、最初はそういう設定だったのか、イラストも4人しか描かれていません。誰がどれだかわからないので。
p.152※03※ バードと千ドルを賭けた瞬殺のゲームをする沖田。「沖田の一刀は、抜き打ちの形でバートの脇腹に触れ、嘲るように静止していた。バートの拳銃もホルスターから抜け出てはいたが、銃口は地面を向いたままだ。」(本文p.153より)−右下に四角で囲んだ「章」のサイン。
ウエスタン武芸帳1異西部の剣士
書影p.276※ 沖田総司 (初出860331 文庫「ウエスタン武芸帳1異西部の剣士」表紙カバー)
(雑誌「獅子王2月号」■12月26日発売・1987年2月1日発行) 
(発売日について魔法使いの弟子の見習い書記官発行「山田章博作品目録III」から情報をいただきました。)

1970年代○ 1980年○ 1981年○ 1982年○ 1983年○ 1984年○ 1985年○ 1987年○ 1988年○ 1989年○

1990年代○ 2000年代○ 2010年代○ 2020年代○

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砥部粧 E-mail : tobeshow@yahoo.co.jp
が全文責を負っています。