扉○ 目次○ 五十音順○ メディア別○ 発表順○ 掲示板○ その他○ 情報○ 更新履歴○

1990年代○ 2000年代○ 2010年代○ 2020年代○

1980年○ 1981年○ 1982年○ 1983年○ 1984年○ 1985年○ 1986年○ 1987年○ 1988年○ 1989年○



発表順作品詳細「1970」年代



作品名詳細  配色:モノクロ・カラー・少色更新日
ジョシュアのびっくり箱240131
投稿作品
−菜露様からの情報で、当初は「花とゆめ」への投稿とのお話でしたが、確か審査員特別賞とかだったということで、下記の通り「花とゆめ」の確認(初音むつなさんによる国会図書館での「花とゆめ」ローラー探索!の結果)が取れ、違う雑誌への投稿では?ということに。先生の2004年「コミッカーズ秋号」のコメントによると、16歳の初投稿は「マーガレット」で、漫画作品は8回投稿して全て落選したと。そもそも、先生と菜露様が出会う前のことなんですよね…。

2024/1/9 0:48の掲示板に初音むつなさんから「「ミステリーボニータ」2024年2月号に掲載された「酒井美羽の少女まんが戦記」第19回の中に、1970年代の「別冊マーガレット」少女まんがスクールの話題が。鈴木光明先生が担当されるようになってから、それまでは基本シュレッダーか廃棄となっていた投稿作が、返却されるようになったとの事で、すると例の「ジョシュアのびっくり箱」も、編集部で捨てられたりはしていなくて、高知の山田家のどこかに眠っているのかしらね。。。と、思わず夢想してしまうのでした(^^;)」と。
補足として2024/1/17 22:52に「高知原画展図録の「16/初めてまんが雑誌に投稿する。投稿先は『マーガレット』」「期待賞という評価を得た」の件、実は審査員を務めていた鈴木さんからの「個人的な期待賞」だったと、かなり前に京都をお訪ねした際になつさんから教えてもらっていました(なので誌面に賞としては記載されていないとの事でした)。マーガレットで投稿作の審査員を務めていらした鈴木さん(で、いかにもそんな事をしそうな方)といえば、件の「少女まんが戦記」に登場する「別冊マーガレット」の鈴木光明さんが思い浮かびます(数年前に明大の米沢嘉博記念図書館で鈴木さんにまつわる展示があった程度には、その筋では有名な方でした。「別マ」の漫画スクールは1971年から担当)。一方、掲示板上では「ジョシュア」は高校2年の夏との証言があったかと思われますので、「別マ」に投稿した「ジョシュア」で「鈴木さんの期待賞」という筋立てを、初音の方では勝手に想定していました。説明不足で申し訳なかったです(^^;)」といただきました。
こういうのも考察として録っておかないと、後々「あんな話もしてたけど、あれ、結局どうなったんだっけ?」と再び調べたりすることになりかねないと。
この2つの書き込みの間に「ただ、別マへの投稿だったかどうか…。で、調べてみると、米沢嘉博記念図書館さんが下記「HP」に。「『週刊マーガレット』は1967年から年1回の新人まんが賞の発表を始め、」(同サイト〜「R028「別マまんがスクール」以外の新人育成」より)とあるので、どちらかに確定はできないかな。」と自分のコメント(2024/1/17 12:13)が。下記「HP」は、「https://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/archives/exh-mitsuaki_suzuki/index.html」。あと、投稿作品の返却については、「返却依頼があった場合に」とあり、プライドの高い山田少年が返却を希望した確率はかなり低い(入選すれば誌面に載るわけですから、鼻から返却を依頼するってことは、自分から入選しません宣言してるようなもの!とか考えそう)気がします。

(雑誌「不明」■1973年以降) ※ 「16歳が初投稿」を藁に縋る思いで信じれば、1957年生まれなので。
※ 先生の投稿歴について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
(仮)花とゆめ161017
イラストなし
−まんが家コース第12回イラスト部門Bクラス、筆頭に氏名のみ掲載。 (初音むつなさんから情報ををいただきました)
(雑誌「花とゆめ 10月5日 19号」■1975年10月5日発売・発行) 
天国を見に行く220504
漫画 13ページ。
(個人誌「天国を見に行く」■1975年11月と作品に記載あり) 
(初音むつなさんから情報いただきました。)
A Jester's Promenade220501
漫画表紙または扉 お洒落なレタリングの「A Jester's Promenade」のタイトルロゴのほかに、「プロムナード」という邦題(?)と「a prief interlude for "Dawn"」というサブタイトルが添えられています。
ページの下半分には扉絵が入っていて、妖艶な女性の顔と影絵の人物7名が描かれています。『ペルイマンの映画「第七の封印」からの死の舞踏です』と添え書きされている。
砥部注:初音むつなさんによると「「A Jester's Promenade」は、直訳すると「道化師の散歩道」でしょうか。サブタイトルの方はちょっと意味不明なのですが、「a brief interlude for "Dawn"」であれば「夜明けの一幕」とでも訳せるようなので、あるいはスペリングミスなのかもしれません(^^;)」確かに、「prief」という単語は存在せず、初音説が妥当かと。
『ペルイマンの映画「第七の封印」からの死の舞踏です』については、初音さんは「本編とは直接の関係はありません(いや、「第七の封印」を観れば何か繋がりがわかるのかもしれませんが(^^;))」とのことですが、ウィキペディアの「第七の封印(映画)」の項によると、黒死病にやられた故郷に帰ってきた主人公が、画策の末、道中知り合った仲間とともに死神に殺される〜というもので、人が死に絶えた世界観が共通していると思われます。
漫画本編 8ページ。
無題
詩・イラスト 海原を行く帆船と積乱雲、女性の横顔。
(個人誌「A Jester's Promenade」■発行日不明) 
(すべての情報は、初音むつなさんからいただきました。)
特に制作時期が明記されてはいないのですが、その描線や登場人物、物語の内容から検討すると、「天国を見に行く」(1975年11月)と「海辺の音楽」(1977年6月)の間の作品なのではないかな?と思われます。年代的には1976年頃、山田センセは大学2年生当時の作、と見ましたが真相やいかに(^^;)2022/3/31 1:04初音むつなさん
(仮)表紙(乱葉)180526
表紙−山科様とTUNEさんから、表紙絵をペンネームで描いたとの情報あり。何号まで出たのかも定かではありませんが、1号とか3号とか、そんな辺りじゃないでしょうか?同人誌「えけれしゃ」のももんがあ先生の山田伝的漫画「いそいでペンで書け!!」に、飛行舎が出来たのは山田先生が3回生の時で、乱葉は1・2号を出したとの記述あり。てことは、3号は無しですかね?→同人誌会報「MARINELAND No.38」に3号の表紙が掲載されていたという情報を初音むつなさんよりいただきました。ただ、1980年秋頃のことなので、2号からのブランクも気になりますが、先生は既にご卒業済ではないかとも。

 3分割にコマ割りして、上下には樹をモチーフにした意匠。中央コマ上部に「Anthology 乱葉−らっぱ−」と、右下「漫画倶楽部 飛行舎」。両端に上のコマを支える柱があり、左下に人物−サングラスに腰のあたりまでくねる長髪、ローブっぽいワンピースを羽織り、左手にランタンを持つ。
(仮)目次(乱葉)
目次 上部に「contents」。葡萄の実や葉で意匠した外枠、中の目次も先生の字筆か。最下部に「表紙★山田夕太」。
「山田夕太」、これが先生が一生に一度使ったペンネームのようです。読み方は、素直に「ゆうた」「ゆうたい」なのか?「たた」とか「たふと」「ゆうふと」の可能性も。
海辺の音楽
漫画扉 タイトルの下に黒枠、オカリナを吹く男性、主人公と同一人物なのか自信なし。背景に一面の雲、波立つ海面、灯台の立つ切り立った岬。
漫画本編 全9ページ。
(仮)今、風の中から
告知 「乱葉」を小脇に抱えた女性。右上に「今、風の中から」、左下に「囁く小世界(プチ・モンドとルビあり)」。その下に「風が夏をめくると/遠い世界が垣間見えます/今年飛行舎が/あなたにおくる/不思議へのパスポート」との長文と、飛行舎の文字とトレードマークと思われる窓に映る翼を持った人物の上半身シルエット。長文とマークについては、先生の筆かどうかは不明。
(仮)裏表紙(乱葉)
裏表紙 上部に「乱らっぱ葉」と、両側に模様。中央に額縁の意匠、中に葡萄のコサージュをあしらったマッシュルームハットを被った女性、ウェーブがかった髪が肩口まで。肩像。
(同人誌「乱葉」■1977年以降→1977年6月6日発行) ※ 先生が大学生3・4回生だったのは、77〜79くらいかとの推定は当たりでした。
(すべての情報は、初音むつなさんから、先生の兄邦博さん保存資料情報としていただきました。)
(仮)扉(乱葉2)220419
p.3※ 円の中に薔薇と黒髪の裸婦。
砥部注:描き人知らずのため、現物を見た初音むつなさんの判断です。
(仮)目次(乱葉2)
目次p.4・5※ 黒い服を身につけた女性の手のイラスト。ページの上の方から下ろされた手には、「Flight House Brand」の文字と飛行舎のエンブレムが描かれたカードが。そしてページの下の方で伸ばされた手の指先には、「MENU」と題された目次があります。
砥部注:こちらは記載あり。
(仮)巻頭のことば(乱葉2)220418
イラストp.4・5※ 楕円の中に、ウインクして合掌する中華風の天女。
砥部注:描き人知らずのため、現物を見た初音むつなさんの判断です。
飛行少女
漫画扉p.7※ 合掌して立つ、尼僧のような雰囲気の全裸の女性
漫画本編p.8〜20※ 全13ページ。
砥部注:メンバー紹介に登場しない作者Idiocy、現物を見た初音むつなさんの判断で。砥部的には、まんま先生の作品ならそう書くはずだから、合作とかではないかなと。ちなみにidiocy=(英語)白痴。白痴的言行。(研究社「新英和大辞典第4版」より)
そらのはて
漫画扉p.87※ コウモリっぽい羽根を拡げ、両手を胸の前で合掌、足は真っすぐに、直立不動に宙に浮く、パーマふわふわヘアが左になびく、吊り眼のイービル系?妖精。背中の後ろに後光が漏れ、サークルを形成、外側に無数の光の粉が拡散。足元に横長の■、平仮名でタイトル。
再掲載:◇850910 同人誌「山田章博探検隊 VOL.2」 p.23
漫画本編p.88〜106※ 全19ページ。
砥部注:1979年「ぱふ11・12月号」の記事によれば、「終末の街のなかで溶けあう恋人達を後に、亜空亜は楽園を求めて宇宙へ旅立つ・・・・・・。」ということで、もう少しマシな説明が出来なかったのかと悔やまれますが、ソフトSFっぽいストーリーのようです。
再掲載: ◇850910 同人誌「山田章博探検隊 VOL.2」 p.24〜33 2ページ分を1ページに。最後の33ページ目は半分記事。
一部掲載: ページ等不明◆紫煙吹く亜空亜◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p103記事
ページ等不明◆不安そうな亜空亜◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p103記事
(仮)自画像(乱葉2)
カット・コメントp.109※ フーセンガムで顔を隠していらっしゃいます。
(仮)奥付(乱葉2)
カットp.110※ 刀を振りかぶった中華娘。
砥部注:描き人知らずのため、現物を見た初音むつなさんの判断です。
(仮)飛行舎エンブレム
カットp.112※ 「Flight House Brand」の文字と飛行舎のエンブレムが真ん中にポツンと。
砥部注:描き人知らずのため、現物を見た初音むつなさんの判断です。
(同人誌「乱葉 2号」■1979年発行→1978年12月1日発行) 
(初音むつなさんから、「山田章博探検隊」掲載情報並びに高知まんが館所蔵閲覧情報としていただきました。)
※ こちらの同人誌について情報をお持ちの方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
ZOO vol.3予告150713
予告葉書イラスト
※01※ポーラーハット、シャツにジャケット、サルエルパンツにサンダル。襟元にはサングラスを引っ掛け、右手に本らしきものを抱えた女性。
吹き出しに「special collection for you… ZOO 3」その下に「わたしたちは/いつまでたっても孤独な/紙屑…/ええ あなた達が/読んでくれない限りは、ね。」(文中「/」は行替えの位置を砥部が記入)ここまでの文字が先生と思われます。その下に定価やら連絡先あり。
再掲載:◇820215 同人誌「ZOO vol.6」p.90
※02※カーテンに隠れて舞台の袖で様子を伺うアイマスク、ドレス姿の女性と、仮面にピエロの衣装の人物。下に「3回目のカーテンコール/ZOO vol.3」続く文章は上記と同じ。
再掲載: ◇810801 同人誌会報「MARINELAND No.44」
◇820215 同人誌「ZOO vol.6」p.90
(確認材料=同人誌「ZOO Vol.6」■1982年02月15日発行) ※以前に発送したものとしてvol.6に掲載。実物は未確認。1979年5月発行のvol.3以前に出されているはずなので、同年の早期と推定。
ZOO vol.3表紙160826
表紙イラスト
ソファに座る、脚を組み、左ひじを背もたれの端に乗せ、本を開いている、胸元まで大きく開いたワンピースにハイヒールの女性。
上部分に「SKETCH BOOK」、続いて1段下げてイラストと重ねて「ZOO」、下部分に「volume3」。文字も先生と思われます。
再掲載: ◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.108記事
人魚變生
漫画扉絵
p.55※火が灯る、蝋の部分が人魚を象った蝋燭。左にタイトルと作者名。黒枠。
再掲載: ◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.109記事
◇811105 雑誌 「ALLAN 第7号」p.81漫画扉
◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.3記事扉
◇820510 コミック 「人魚變生」p.5漫画扉
◇840201 コミック(MYCOMICSベストセレクションVII/シティコミックス版)「人魚變生」p.5漫画扉
漫画本編
p.56〜88※全33ページ。
再掲載: ◇811105 雑誌 「ALLAN 第7号」p.82〜116増ページ、差替えあり
◇820510 コミック 「人魚變生」p.6〜40上記を転載
◇840201 コミック(MYCOMICSベストセレクションVII/シティコミックス版)「人魚變生」p.6〜40
一部掲載: p.57 2コマ目◆喫煙女性◇860906 雑誌「WHAT10月号」 p.170既刊告知
p.58 5コマ目◆船医◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.7差替えコマ比較
p.58 7コマ目◆人魚亭で船医に酒を奢る美魚の弟◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.109記事
p.58 7コマ目◆人魚亭で船医に酒を奢る美魚の弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.21カット
p.59 2コマ目◆美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.6差替えコマ比較
p.70◆灯籠の下腕組む美魚◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.109記事
p.70◆腕組む美魚◇820510 コミック「人魚變生」p.3目次
p.71 5コマ目◆船医◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.109記事
p.80 6コマ目◆船医と美魚◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.5記事
p.81 7コマ目◆美魚◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.5記事
p.84 3コマ目◆美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.7差替えコマ比較
p.84 5コマ目◆美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.4記事
p.85 1コマ目◆美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.6差替えコマ比較
p.85 3コマ目◆船医と美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.7差替えコマ比較
p.85 5コマ目◆船医◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.6差替えコマ比較
p.87 9コマ目◆美魚弟◇820325 同人誌「えけれしや vol.1」 p.7差替えコマ比較
p.88◆棺の中の人魚美魚◇791201 雑誌「ぱふ 11・12月号」p.109記事
(同人誌「ZOO Vol.3」■1979年5月30日発行) 
(部分)そらのはて161017
p.103※(初出79 同人誌「乱葉 2号」)
作品紹介として、2コマのみ抜粋。
1コマ目、目を閉じて紫煙を「ふう〜…」と吹きだす、多分主人公の亜空亜。
2コマ目、亜空亜の不安そうな顔。
横の作品紹介に 「終末の街のなかで溶けあう恋人達を後に、亜空亜は楽園を求めて宇宙へ旅立つ・・・・・・。」
ZOO vol.3表紙
p.108※(初出790530 同人誌「ZOO Vol.3」表紙)
(部分)人魚變生
p.109※(初出790530 同人誌「ZOO Vol.3」p.55〜88)
作品紹介として、5コマまたはカットのみ抜粋。扉絵、美魚の弟(p.58 7コマ目)、船医(p.71 5コマ目)、美魚2コマ(p.70と88)ページ数等は、いずれもZOO vol.3の掲載時。
(雑誌「ぱふ 11・12月号」■1979年12月1日発行) 

1980年○ 1981年○ 1982年○ 1983年○ 1984年○ 1985年○ 1986年○ 1987年○ 1988年○ 1989年○

1990年代○ 2000年代○ 2010年代○ 2020年代○

扉○ 目次○ 五十音順○ メディア別○ 発表順○ 掲示板○ その他○ 情報○ 更新履歴○



砥部粧 E-mail : tobeshow@yahoo.co.jp
が全文責を負っています。